1日夜、御殿場市の路上で男子中学生を足蹴りしたとして、板妻駐屯地所属の自衛官の男が現行犯逮捕されました。 暴行の疑いで逮捕されたのは陸上自衛隊・板妻駐屯地所属の一等陸尉の男（43）です。 警察によりますと、自衛官の男は1日午後7時半ごろ、御殿場市川島田の路上で神奈川県横浜市に住む男子中学生の背中を足蹴りにする暴行を加えた疑いがもたれています。 自衛官の男はトラブルの経緯について、前を歩いていた男子中学生が男子小学生をいじめているように見えたため口頭で注意したところ、中学生と口論となり、背中を足蹴りしたなどと供述しているということです。 少し離れた場所にいた両親がトラブルに気づいて駆け付け、逮捕に至りました。 自衛官の男は当時酒に酔っていて、男子中学生とは面識はなかったということです。 板妻駐屯地第3陸曹教育隊の一等陸佐篠原賢治部隊長は「隊員が逮捕されたのは誠に遺憾。今後は警察の捜査に協力するとともに、事実に基づき厳正に対処し再発防止を徹底します」とコメントしています。