小学校でもニセ教員免許で4年間勤務か、再逮捕 中学校補助教員の男

小学校の支援員の採用時に偽造の教員免許状のコピーを示したとして、福岡県警は5日、同県須恵町立中学校の補助教員、近藤正仁容疑者(66)=同県宇美町=を偽造有印公文書行使容疑で再逮捕し、発表した。容疑を大筋で認めているという。 粕屋署によると、再逮捕逮捕容疑は2021年3月11日、同県篠栗町立の小学校の特別支援教育支援員として雇用契約を結ぶ際、偽造された中学校教諭一種免許状を人材派遣会社側に提示したというもの。 その後、21年4月~今年3月の約4年間、勤務していた。 町から採用などの委託を受けている人材派遣会社によると、支援員に教員免許は必須ではないが、免許所持者にはより高い時給を支払っていた。 会社の担当者は取材に対し、「(応募者が申告した)経歴を調べる術がなく、提出されたものを正しいとするしかなかった」と話している。 近藤容疑者は今年1月、須恵町の町立中学校で補助教員の採用時に偽造の教員免許状のコピーを示したとして、偽造有印公文書行使容疑で逮捕、起訴されていた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする