今年1月、埼玉県川口市で高級車「アルファード」を盗んだとして男2人が警視庁などに逮捕されました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは千葉県松戸市の職業不詳・立原正樹容疑者(33)と千葉県松戸市の指定暴力団「住吉会」の4次団体組員・幸良栄作容疑者(34)です。 2人は、今年1月下旬、埼玉県川口市の住宅の駐車場から高級車「アルファード」1台、時価600万円相当を盗んだ疑いがもたれています。 警視庁などによりますと、2人はこの住宅での犯行直前にも千葉県松戸市の住宅から同様に高級車を盗んでいて、車のシステムに不正にアクセスして鍵をあける特殊機器「CANインベーダー」を使ったということです。 警視庁などの取り調べに対し立原容疑者は黙秘し、幸良容疑者は「わかりません」と容疑を否認しています。 去年1月ごろから都内や千葉県などでは同様の被害が相次いでいて、警視庁などは立原容疑者がおよそ90件、あわせて時価3億5000万円の高級車の窃盗事件に関わったとみて調べています。