タイの12歳少女保護、母国でも報道 「日本は暗黒」「客も逮捕を」

タイ国籍の12歳の少女が東京都文京区の「マッサージ店」に母親によって置き去りにされ、働かされていた事件は、少女の母国タイでも報じられ、大きな波紋を巻き起こしている。 タイの出入国管理当局者によると、当局は現在、母親の行方を捜している。公共放送PBSは7日、消息筋の話として、少女の母親は日本のほか台湾など複数の国・地域を訪れていたと伝えた。子供の福祉を担当する社会開発・人間安全保障相が訪日して、少女との面会や現場視察を検討しているという。 主要紙タイラートは7日、1面記事で「12歳少女、日本の地獄から保護」「母親がマッサージ店に置き去りにした」と報道。朝日新聞などの報道を引用して詳しく伝えた。別の主要紙マティチョンは6日、ウェブ版で「悲劇 12歳のタイ少女が、母親によって東京のマッサージ店に売られた」などと報じている。

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