名誉毀損の疑いで逮捕された「NHK党」の立花孝志容疑者について、警察は、証拠隠滅のため情報提供者と口裏合わせをする恐れがあったとして、逮捕に踏み切っていたことが分かりました。 立花容疑者(58)は1月、自身のSNSなどで亡くなった竹内英明元兵庫県議について、「兵庫県警から任意の取り調べを受けていた」と虚偽の情報を投稿するなどし、元県議の名誉を傷つけた疑いが持たれています。 警察はこれまで、立花容疑者に情報を提供していた複数の人物に対して、任意で事情聴取を重ねてきたとしていて、捜査関係者によりますと、立花容疑者がこうした情報提供者に口裏合わせを依頼する恐れがあったことなどから、逮捕に踏み切ったということです。 警察は立花容疑者の認否を明らかにしていませんが、「発言した事実については争うつもりはありません」と供述しているということです。