米大リーグ機構が「1球単位」の賭けを200ドルに制限で賭け業者の98%と合意

大リーグ機構は10日、1球単位の投球に賭ける「マイクロベット」に上限200ドル(約3万円)の賭け金制限を設け、複数の賭けに組み込まないことで、野球賭博を行う98%のスポーツ賭博事業社と合意したと発表した。「投球単位の市場(ボールかストライクか、球速が上限・下限を超えるか)は個人の行動で結果が決まり、不正リスクが高い」と理由を説明した。9日にガーディアンズのエマニュエル・クラセ投手(27)ルイス・オルティス投手(26)がこの賭けで八百長を行ったとされ、通信詐欺などの容疑で訴追されていた。 AP通信によると、9日にボストンの空港で逮捕されていたオルティスはボストンの連邦裁判所に出廷し、保釈金50万ドル(約7500万円)を払って保釈が認められた。ただし、パスポートを没収され、移動を米北東部内に制限され、不正を行った関係者との接触も禁じられた。クラセは米国外にいるとみられ、身柄を拘束されていない。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする