福山市の通信制高校で同級生3人を刺し殺害しようとした疑いで逮捕された女子生徒が刑事責任能力を調べるために鑑定留置されたことがわかりました。 高校1年の女子生徒(17)は、先月21日、福山市の通信制高校の教室で同級生の女子生徒3人の背中や腕などをナイフで刺し殺害しようとした疑いがもたれています。 広島地検福山支部は、逮捕された女子生徒を6日から鑑定留置していることを明らかにしました。 犯行時の精神状態などを調べるものとみられます。 警察の調べに対し女子生徒は「学校内での人間関係にもつれがあった」と供述していて、警察は、互いの距離感にずれがあったことが動機につながったとみて調べています。