大阪府柏原市の高速道路で炎上した車から男性の遺体が見つかった事件で、車に火をつけた疑いで逮捕された男が、遺体について「刃物で刺して殺した」という趣旨の話をしていることがわかりました。 奈良県大和高田市の会社員・浜田達也容疑者(37)は、今月3日午前4時半ごろ、柏原市の西名阪自動車道の上り線で、停車中の車に放火した疑いがもたれています。 調べに対し、浜田容疑者は容疑を認めています。 警察によると、浜田容疑者は当時車を運転し、ガードレールにぶつかる事故を起こしていたとみられていて、車内の後部座席から50~60代とみられる男性の遺体が見つかりました。 浜田容疑者は病院で治療を受けていましたが、その後の任意の調べに「車内にガソリンをまいて火をつけた」などと話し、事件が浮上したということです。 死亡した男性は浜田容疑者の知人とみられ、捜査関係者によると、逮捕前の調べに浜田容疑者が「刃物で刺して殺した」という趣旨の話をしていたことがわかりました。 警察は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて捜査しています。