「県警本部長が署員の盗撮事件を隠蔽しようとした」――守秘義務違反に問われ逮捕された元生安部長…公判は2度目の越年へ 弁護側は「公益通報」を主張、焦点は証拠の開示

職務上知り得た秘密を退職後に漏らしたとして、2024年6月に国家公務員法(守秘義務)違反の罪で起訴された鹿児島県警・元生活安全部長の被告男(62)の裁判は、25年中も日程が決まらなかった。関係者によると、起訴内容では直接触れられていないものの、被告が「野川明輝前本部長が犯罪行為を隠蔽(いんぺい)しようとした」と主張する元枕崎署巡査部長による盗撮事件(懲役2年執行猶予3年)に関連する証拠について、鹿児島地裁が開示の要否を検討しているという。

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