天海祐希“有希子”、与党初の女性幹事長・高橋ひとみ“樹”の隠す「国家を揺るがす秘密」に迫る<緊急取調室>

天海祐希主演の木曜ドラマ「緊急取調室」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)第5シーズンの第5話が、11月20日(木)に放送される。高橋ひとみが、与党初の女性幹事長を存在感たっぷりに演じる。 ■キントリメンバーが帰ってくる…そしてファイナルの劇場版へ 本作は、天海が演じるたたき上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を行う同シリーズ。 井上由美子が手掛ける完全オリジナル脚本をベースに、「取調室」という名の“密室の戦場”で行われる“銃も武器も持たない生身の人間同士の死闘”を描いた本作は、2014年に始まり、これまで連続ドラマ4作品に加え、ドラマスペシャル2作品が放送された。 同シリーズは10月から木曜ドラマ枠で連続ドラマ・第5シーズンを放送。さらに劇場版「緊急取調室 THE FINAL」の公開日が12月26日(金)に決定し、12年の時を経て完結を迎える。 警視庁捜査一課キントリの管理官・梶山勝利を田中哲司が、警視庁捜査一課・殺人捜査第一係の刑事・渡辺鉄次を速水もこみち、同じく殺人捜査第一係の刑事・、大二郎を鈴木浩介が演じる。また、警視庁副総監・磐城和久に大倉孝二、画像解析のエキスパート・玉垣松夫に塚地武雅、海千山千のベテラン刑事・菱本進にでんでん、公安部出身で、キントリチームきっての頭脳派・小石川春夫に小日向文世が扮(ふん)する。 ■「緊急取調室」第5シーズン第5話あらすじ 3人の養子を慈しんで育て、国民からも人気を博してきた与党「民自党」初の女性幹事長・矢代樹(高橋ひとみ)。その長男で、まだ17歳の矢代卓海(坂元愛登)が自ら警察署に出頭し、私人逮捕系の動画配信者「ケルベロス」を殺害したと自供した。 重大法案を決める国会会期中に起きた不測のスキャンダルに、官邸も騒然。「会期中は発表を控え、捜査を行ってほしい」という総理大臣・長内洋次郎(石丸幹二)の要望に疑問を感じながらも、真壁有希子(天海祐希)らキントリは内々で卓海の取調べを開始する。だが、卓海は動機も含め、犯行の詳細については完全黙秘。母親の樹も沈黙を貫く。 樹の夫・矢代雄三(宇梶剛士)や、ほかの養子たちに話を聞くも、事件解決の手がかりとなる情報はまったく得られず、瞬く間に八方塞がりとなってしまうキントリ。そこへ追い打ちをかけるように、さらなる逆風が発生する。どこからか捜査の情報が漏れ、ガセネタとともにネットを席巻。三権分立を無視した警視庁や内閣の姿勢に対し、怒りの声があふれる事態となったのだ。 その矢先、何を思ったか、これまで頑として沈黙を守っていた樹が突然、捜査協力を申し出た。2人の子を持つ有希子は、同じく母親である樹と取調室で対峙。一方、キントリきっての頭脳派・小石川春(小日向文世)は“ある思い”を胸に、“前代未聞のゲーム”を卓海に持ちかける。 ■「完璧な家族に隠された国家を揺るがす秘密」 ドラマ公式ホームページなどで見ることができる動画は「VS 政界の女性リーダー」というテロップから始まる。不敵に笑う樹、そして「皆さん、出番です」という言葉から、手を重ね合わせ気合を入れるキントリメンバー。「のぞむところだ」と有希子はやる気満々で宣言する。 そして血まみれで呆然とした表情の樹の息子・卓海の姿も。「子育てが苦しいものであってはいけません。親と子、お互いに笑顔が必要なんです」とツラツラ話す樹だが、テロップは「完璧な家族に隠された国家を揺るがす秘密」と不穏だ。 動画終盤では「警察が総理の要望で動くなんて大問題じゃない!?」と息巻く有希子、「我々は大きな思い違いをしていたようだ」と呟く小石川の姿が切り取られる。 ラストは「国民からお叱りを受けてしまいます」と澄ます樹に「それだけですか?」と迫る有希子の姿で締めくくられる。 また、公式SNSでは「大人になってください」と管理官・梶山が言うと、「私は大人じゃないのでわかりません」と反抗する小石川、「本当にちょっと大人気ない」と呆れる有希子、さらに梶山、監物らが大判焼きのようなものを頬張る様子、さらに有希子が「どうやったら突破できるか皆で考える!」と、まるで母親、もしくは学校の先生のような言い方でメンバーを叱咤激励するユーモラスなシーンも。 視聴者からは、「真壁さんの『皆で考える』の言い方可愛い」「真壁さんがママ……」と、キントリのほっこりシーンへの感想や、「はぁぁぁ5話の真壁さんもビジュ鬼良くて最高。これだけで見とれてる」「待ち遠しい」といった期待の声が寄せられている。

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