「母が亡くなった」SNSで知った松山の女性から葬儀費口実に16万円詐取 「思い出せない」否認【愛媛】

SNSで知り合った愛媛県松山市の女性に、母親の葬式の費用が足りないなどとウソを伝えて現金16万円をだまし取った疑いで、神奈川県の女が20日に逮捕されました。女の母親は実際には生きていて、女は「思い出せない」と容疑を否認しています。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、神奈川県川崎市に住む無職の女(38)です。 警察の調べによりますと、女はSNSで知り合って親交のあった松山市の女性(当時42)に対し2022年3月、「母の容体が急変して亡くなった。家族葬で費用が高くなり16万円足りない」などとウソのメッセージを送り、自分の口座に現金16万円を振り込ませた疑いがもたれています。 2人は直接会ったことはなく、女の母親は実際には生きているということです。 警察は女性から「お金が戻ってこない」と今年9月に被害届を受けて捜査し、女の容疑を固めました。 女は調べに対し「お金については何も思い出せない」と容疑を否認しています。 警察は、女が同じ女性からほかにも複数回、現金をだまし取っていた疑いがあるとみて余罪を調べています。

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