韓国最大野党 元院内代表の逮捕状審査を「政治工作」と批判=地裁前で集会

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁は2日、保守系最大野党「国民の力」の秋慶鎬(チュ・ギョンホ)元院内代表の逮捕状発付の是非を判断する審査を始めた。審査結果は早ければ同日夜にも出る見通しだ。 秋氏を巡っては、昨年12月に尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領が「非常戒厳」を宣言した当時、国民の力の院内代表として国会の戒厳解除要求案の採決を妨害した疑いが持たれている。 国民の力はソウル中央地裁前で集会を開き、秋氏に対する逮捕状請求の棄却を求めた。同党の張東赫(チャン・ドンヒョク)代表は「令状は必ず棄却され、『内乱』のレッテル貼りは終わるはずだ」として、「きょうが無道な李在明(イ・ジェミョン)政権の独裁を終わらせる大反撃の始まりになるだろう」と声を上げた。同党の宋彦錫(ソン・オンソク)院内代表は「秋氏は無罪」とし、「(秋氏に対する逮捕状請求は)わが党に『内乱政党』というレッテルを貼って野党を弾圧し、壊滅させようとする政治工作」と批判した。

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