尹氏夫人に懲役15年求刑 旧統一協会癒着疑惑 韓国

【ソウル時事】韓国のソウル中央地裁で3日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との癒着を巡るあっせん収賄罪などに問われた尹錫悦前大統領夫人の金建希被告の公判が結審した。 検察は懲役15年と罰金20億ウォン(約2億1000万円)を求刑。判決は来年1月28日に下される見通し。韓国メディアが報じた。 起訴状によると、金被告は教団の元幹部から高級バッグなどを不正に受領。また、輸入自動車販売会社の株価を操作し、不当な利益を得た。金被告は起訴内容を否認している。 金被告の疑惑を巡っては6月の李在明政権発足後、特別検察官が任命され捜査が急速に進んだ。金被告は8月に逮捕、起訴された。

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