県営住宅の一室に放火し全焼させた疑い…逮捕された夫婦のうち妻を起訴 夫は嫌疑不十分で不起訴(島根)

2025年7月に島根県出雲市の県営住宅であった住居の一室を焼く火事で、現住建造物等放火の疑いで逮捕・送検された住人の夫婦のうち、妻が12月10日付けで起訴されました。 一方で、夫は嫌疑不十分による不起訴処分となりました。 この火事は、7月14日に出雲市古志町の県営住宅で発生し、ともに当時25歳の夫婦が住む4階の1室が全焼しました。 そして11月20日に、この夫婦が自身が住む部屋に火をつけたとして、現住建造物等放火の疑いで逮捕され、その後送検されていました。 松江地検は、このうち妻について、「室内に置かれていた掛け布団などにライターで点火して火を放ち、床や壁などに燃え移らせ、部屋を全焼させた」現住建造物等放火の罪で、12月10日付けで起訴したことを明らかにしました。 一方、夫については犯行に関与したことを認めるに足る証拠がないとして、嫌疑不十分で不起訴処分としました。 火事があった県営住宅の同じ棟には、当時24世帯が住んでいましたが、火事によるけが人はいませんでした。

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