トランプ米政権は18日、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC、赤根智子所長)の裁判官2人を新たに制裁対象とした。米政権はこれまで、戦争犯罪などの容疑でイスラエルのネタニヤフ首相らの逮捕状を請求したカーン主任検察官や裁判官6人など計9人のICC職員を制裁対象に指定していた。 ルビオ米国務長官は18日の声明で、ジョージア(グルジア)とモンゴル出身の裁判官2人を制裁対象とすると説明。ICCに対するイスラエル側の上訴をICCが15日に退け、この裁判官2人もその決定に賛同していたことも制裁の理由に挙げた。