一部ファンが「会場スタッフ」に暴力行為→法的責任は?指原莉乃プロデュース「≠ME」のイベントめぐり示談成立

アイドルグループのイベントで会場スタッフに対する「暴力行為」が発生した。当日、イベント中止を余儀なくされた運営各社は12月21日、加害者側との間で示談が成立したと公表した。示談内容には、賠償金の支払いのほか、今後すべてのイベントへの立ち入り禁止などが盛り込まれているという。 問題が起きたのは、指原莉乃さんがプロデュースを手がける女性アイドルグループ「≠ME(ノットイコールミー)」が、今年4月に埼玉県越谷市内の商業施設の駐車場で開催予定だったイベントだ。 埼玉新聞によると、警備員を羽交い締めにし腹を足で踏みつけたりして、2週間のケガを負わせたとして、これまで男性3人が傷害と威力業務妨害の疑いで逮捕された。いずれも不起訴になっている。 こうした一部ファンの行き過ぎた迷惑行為は、各地のイベントで問題視されてきた。法的には、どこまで責任を問うことができるのか。また、運営側はどのような対応を取ることができるのか。エンターテインメント法務にくわしい河西邦剛弁護士に聞いた。

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