ドバイ逃亡で指名手配「トケマッチ」運営会社の元代表ら逮捕

高級腕時計のシェアリングサービス「トケマッチ」をめぐる事件で、中東・ドバイに逃亡し、指名手配されていた、運営会社の元代表らが警視庁に逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、「トケマッチ」運営会社の元代表・小湊こと福原敬済容疑者と元従業員の中山大志容疑者です。 警視庁によりますと、福原容疑者らは2023年8月ごろ、「トケマッチ」を利用する男性からロレックスの腕時計15本、あわせて時価1800万円相当をだまし取った疑いが持たれています。 「トケマッチ」は、高級腕時計を利用者から預かり、レンタルする事業で、去年1月、突然サービスを終了し、福原容疑者らがドバイに逃亡したため、警視庁が指名手配していました。 被害者は全国でおよそ650人、被害総額は、高級腕時計およそ1700本分の28億円以上にのぼるということです。 時計がまだ戻ってきていないという男性は… 被害者の男性 「やっと逮捕されたかっていう思いはあるんですが、刑事さんから電話があって『香港にあるよ』と言われました。元々みんなをだますつもりで詐欺という形で運営したのか知りたい」 警視庁は2人の認否を明らかにしておらず、福原容疑者とともにドバイへ逃亡した元社員・永田大輔容疑者の行方も追っています。

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