トランプ米大統領、イランに対する軍事介入の可能性を検討

(CNN) 米国のドナルド・トランプ大統領は、イランの反政府デモで多数の死者が出た事態を受け、軍事介入の可能性を検討している。米当局者2人がCNNに明らかにした。トランプ大統領はイランに対し、市民に対して殺傷力を行使すればイラン政権を攻撃すると威嚇していた。 米当局者によると、イランの反政府デモで死者や逮捕者が増える中、トランプ大統領はここ数日の間に、さまざまな介入計画について説明を受けている。 検討されているのは主に、デモ弾圧に利用されている治安部隊を標的とする計画だが、政権内には、もしも軍事介入に踏み切った場合、抗議デモを弱体化させる逆効果を招きかねないとの懸念もある。米国の攻撃によって意図せずイラン国民を政府支持で結集させる可能性や、イランが軍事力を行使して報復に出る可能性もある。 トランプ大統領は軍事介入以外にも、イラン軍やイラン政府を標的とするサイバー作戦によって抗議デモ鎮圧を妨害する選択肢なども検討している。 さらに、イラン政権関係者やイランのエネルギーあるいは銀行などイラン経済に対する新たな制裁も選択肢に含まれる。 米政権は、米スペースXの衛星通信網「スターリンク」のような技術を提供してデモ隊のインターネット接続を支援することも模索している。2022年にはジョー・バイデン前大統領が同じような形で抗議運動を支援していた。 イランに対する介入の検討には多数の機関が関与しており、13日にはトランプ大統領が国家安全保障担当の高官を招集して対応を検討する見通し。

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