自転車もダメ(1月19日)

時代の求めは刻々と変わる。人のつながりが密になり、関係が複雑に絡む現代ではなおさらだ。いつまでも以前の感覚で過ごしていると、思わぬ目に遭う▼便利な生活のお供の自転車も、その一例ではないか。新年会が続く。宴会場にペダルをこいで駆け付ける姿を見かける時がある。ご承知のはずだが、気の緩みがちな場面で改めて心したい。自転車の飲酒運転が厳罰化されて1年以上たつ。前に進むのが危うい「酒酔い運転」だけでなく、「酒気帯び運転」も摘発されるようになった▼自転車の悪質な運転で車の「免停」処分が下る。県内では後を絶たず、県警によると、その数は昨年11月末で23件に上る。ほとんどは酒気帯びだという。モラルの向上が求められている。お隣山形県では、飲酒後にサドルにまたがり、蛇行運転を続けた容疑者が逮捕されたケースもある。人ごととは決して思わないで▼さらに罰則は厳しくなる。「青切符」制度が4月1日に開始される。自転車の交通違反に対し反則金が科せられる。より安全で、安心して暮らせる社会を築く一里塚と捉えたい。その一杯を口にする前に自らに誓う。「飲んだら乗るな」と。心にきつく鍵かけを。<2026・1・19>

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