国内最大級のスカウトグループ「ナチュラル」会長を公開手配 警視庁

女性を性風俗店に紹介する国内最大規模のスカウトグループ「ナチュラル」会長の小畑寛昭容疑者(40)=住居不定=について、警視庁は21日、東京都暴力団排除条例違反の疑いで公開手配し、発表した。昨年1月下旬に同容疑で逮捕状をとったが、その後、行方が分からないままという。 暴力団対策課によると、小畑容疑者は「木山」などとも呼ばれている。身長175センチくらいで、右肩から腕にかけて竜の入れ墨があるという。 逮捕状の容疑は、他の人物と共謀して2023年7月24日、東京都渋谷区宇田川町の路上などで女性をスカウトするため、指定暴力団山口組系幹部に現金60万円をみかじめ料として払ったというもの。 ナチュラルは「匿名・流動型犯罪グループ」とされ、全国の繁華街で少なくとも約1500人が活動。女性を紹介した性風俗店から受け取った紹介料などで22年の1年間で約44・5億円を得ていた、と同課はみている。 ナチュラルは数千万円かけてスマートフォンアプリを独自開発。警察を「ウイルス」と呼び、捜査員の顔写真を共有していた。 警視庁は昨年11月、小畑容疑者を指名手配していた。今回の公開手配について、捜査幹部は「現役メンバーの離脱促進や新たなメンバーの加入断念にもつながれば」と話す。 情報を集めるため、警視庁はポスターを1万枚作った。情報は、暴力団対策課(03・3506・8787)か板橋署(03・3964・0110)まで。(三井新、西岡矩毅)

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