長野駅殺傷、無罪主張を続ける 事件から1年、公判見通せず

JR長野駅前で2025年1月、男女3人が刺され1人が死亡、2人が重軽傷を負った事件で、殺人などの罪で起訴された長野市の無職矢口雄資被告(47)が、長野地検の調べに無罪を主張し続けていることが22日、捜査関係者への取材で分かった。事件から発生1年を迎えたが、初公判の見通しは立っていない。 起訴状によると矢口被告は、25年1月22日午後8時ごろ、会社員丸山浩由さん=当時(49)=を牛刀で突き刺して殺害し、近くにいた別の男性に2カ月、女性に1週間のけがをさせたとしている。長野県警は発生4日後、自宅にいた被告を逮捕。5カ月弱の鑑定留置の後、昨年8月に起訴された。 20日には長野地裁で初めて公判前整理手続きが行われた。長野地検によると、今後は争点と証拠の整理を進め、公判では「犯行を粛々と立証していく」とした。 捜査関係者によると、矢口被告はこれまでの取り調べで、自身を「中、上流階級の人間」と語り「社会に復帰しなければならない」といった趣旨の供述をしている。

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