天皇陛下も出席の視閲式 命をかける護衛の最前線、皇宮警察“知られざる世界”創立140周年【Nスタ解説】

皇室の活動を支えている「皇宮警察」は、一般の警察と違ってあまり馴染みがないですよね。今年で創立140周年を迎えるということで、その“知られざる世界”を取材しました。 ■「年頭視閲式」 天皇陛下が出席予定 井上貴博キャスター: 23日、皇宮警察の「年頭視閲式」が行われ、天皇陛下が出席される予定です。2025年は愛子さまも出席されたということですね。 TBS報道局 社会部 秋山瑞貴 記者: 「年頭視閲式」は、皇宮警察を含む全国の警察組織の部隊が、年のはじめに音楽に合わせて行進して、組織全体の士気を高めるものです。 2025年は天皇皇后両陛下や愛子さまが出席されました。 ■「皇宮警察」の役割 スキーやテニスにも同行? 井上キャスター: 「皇宮警察」とはどのような組織なのでしょうか。 TBS報道局 社会部 秋山瑞貴 記者: 1886年に宮内省に「皇宮警察署」として誕生し、その後、警察庁の附属機関となり、現在は「皇宮警察本部」と改称されています。 皇居内に本部があり、赤坂御用地などに護衛署という一般でいう警察署にあたるものが設置されています。職員は約900人だということです。 「皇宮警察」の主な役割は、▼両陛下をはじめ皇族の「護衛」、そして、▼皇居など関連施設の「警備」です。 公務で地方や海外を訪問される場合は、同行することもあります。また、スキーや山登り、テニスなど、さまざまな場面でも護衛を行います。 ■“命をかける覚悟” 不測の事態のため日々訓練 井上キャスター: 「皇宮警察」は、これまでの不測の事態に、どう対応してきたのでしょうか。 TBS報道局 社会部 秋山瑞貴 記者: 1975年に上皇ご夫妻(当時皇太子ご夫妻)が沖縄を訪問された際、火炎瓶が投げ込まれる事件がありましたが、皇宮警察の護衛官がご夫妻を避難させるなどの対応にあたりました。 2026年にも、新年の一般参賀の終盤において、参加者の男が公然わいせつの疑いで現行犯逮捕されるという事案がありました。 その際も、護衛官が男を素早く取り押さえ、一般参賀の進行に影響を与えませんでした。 このように、何かあった際に備えて日頃から訓練を重ねていて、皇宮警察としても、皇室の安全を守るために“命をかける覚悟”で護衛にあたっているということです。

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