ミャンマー総選挙最終投票 3月に新議会招集、マレーシア外相「ASEANは選挙認めず」

ミャンマーで25日、クーデターで実権を支配した国軍による総選挙の第3回投票が行われた。各地の投票は3回に分けて実施され、先月28日に第1回、今月11日に第2回が行われており、今回が最終投票。主要な民主派政党は排除され、国軍系の連邦団結発展党(USDP)の獲得議席と無投票の軍人枠議席の合計が既に上下両院の過半数に達している。国軍は3月に議会を招集し、4月に「民政移管」により新政府を発足させて政治支配を続ける見込みだ。 軍政は、第1回と第2回の投票率がそれぞれ、52・13%と55・95%だったと発表し、総選挙が民主的に行われたと主張している。しかし、実施に反対する国民は相次ぎ逮捕され、多くの有権者が投票への圧力を感じている。民主派勢力は総選挙を「違法」と非難している。 マレーシアのモハマド外相は今月20日、ミャンマーが加盟する東南アジア諸国連合(ASEAN)は、軍政による総選挙を認めないと表明した。(岩田智雄)

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