東京大学は25日、公式サイトを更新。教員の逮捕を受け、藤井輝夫総長名義のコメントを発表し、謝罪した。 警視庁は24日、化粧品の研究開発をする一般社団法人との共同研究を巡り、収賄容疑で東大大学院教授の佐藤伸一容疑者を逮捕した。 東大は公式サイトに「本学教員の逮捕を受けて(総長メッセージ)」と題した声明を発表。「昨日(1月24日)、本学大学院医学系研究科の佐藤伸一教授が、収賄容疑で逮捕されました。学生、患者の皆様をはじめ、多くの方々にご迷惑、ご心配をおかけしておりますこと、たいへん申し訳なく存じます」と謝罪した。 「国立大学の教職員として法令遵守だけに留まらない、高いレベルの倫理意識が求められるなかで、度重なる教員の逮捕は痛恨の極みであり、言語道断で、遺憾であると言わざるを得ません。この事態を極めて重いものと受けとめ、厳正に対処する所存です」と断じた。 「事実を調査し原因を究明するなかで、教職員のコンプライアンス意識、民間資金の受入・活用状況のチェック体制、事態を未然に防ぎ早期に察知する組織風土等における課題が、具体的に明らかになりました」とし、「大学としては、捜査に引き続き全面的に協力していくとともに、すでに検討をはじめている再発防止のための組織改革等に、不退転の決意で取り組んでまいります」と強調。「あらためて、多くの方々にご迷惑、ご心配をおかけしておりますことについて、心よりお詫び申し上げます」と伝えた。