広島は28日、羽月隆太郎内野手(25)が指定薬物のエトミデートを使用した疑いで27日に広島県警に逮捕されたことを受け、松田元オーナー(74)らが謝罪。各選手らには注意喚起が行われた。羽月容疑者は活動停止処分となった。 羽月容疑者が医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されてから一夜明け、松田オーナーはマツダスタジアムで対応し「びっくりした。ファンの方に申し訳ない」と謝った。 球団事務所では球団幹部による緊急会議が行われ、球団は「所属選手がこのような事件を起こしましたことを大変重く受け止め、今後このような事態を招くことのないよう、再発防止に向けた取り組みを徹底してまいります」などの声明文を発表した。球団側からマツダスタジアムと大野練習場で全選手に注意喚起や事情説明がなされ、羽月容疑者に関するグッズなどの撤去作業が行われた。 広島県警は昨年12月16日に通報を受け、羽月容疑者と通報者のもとに向かった。羽月容疑者を任意同行して尿検査し、エトミデートの陽性反応が出た。鈴木球団本部長によると逮捕されるまで羽月容疑者から球団側に任意同行を受けたことの説明や相談などは「なかった」そうで、逮捕の一報で詳細を知ったという。 羽月容疑者の処分について鈴木球団本部長は「本人は(容疑を)否定しているかも分かりませんが、逮捕という事実がある。野球活動は停止という形にしたい」と説明。契約解除に関しては「今後を、ちょっと見守っていかないと。選手会と話をしながら対応してまいります」と語った。 ★新井監督「非常に残念な気持ち」 新井監督が球団を通じ、謝罪のコメントを発表した。「この度、当球団の選手が逮捕される事態となり、監督として大変重く受け止めております。関係者の皆さま、そして日頃からより応援してくださっているファンの皆さまに、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心よりおわび申し上げます」。春季キャンプへ、準備していた矢先だった。「チームの一員として自覚を欠いた行動であり、非常に残念な気持ちです」と痛恨の思いを明かした。 ◆球団を通じてコメントを発表した広島の選手会長・島内「選手を代表する立場として、非常に残念です。チーム全体でこの事態を重く受け止め、ファンの皆さまにプロとしての自覚と責任を示せるよう取り組んでまいります」