カンボジアで検挙 韓国人詐欺組織員73人を強制送還へ=過去最大規模

【ソウル聯合ニュース】カンボジアを拠点に詐欺や脅迫などを繰り返した疑いで、現地で検挙された犯罪グループの韓国人メンバー73人が22日、韓国に強制送還される。青瓦台(大統領府)の姜由楨(カン・ユジョン)報道官が明らかにした。 被疑者らは詐欺や脅迫により、韓国人869人から計約486億ウォン(約52億円)を奪ったとされる。 今回の送還のため、同日午後8時45分ごろに仁川国際空港から専用機が出発する。専用機は現地で被疑者を収容し、23日午前9時10分ごろに戻る予定。73人全員に逮捕状が出ており、韓国到着後は直ちに捜査機関へ引き渡され、本格的な取り調べを受ける。 姜氏は、今回の被疑者の送還は過去最大規模だとし、韓国とカンボジアの警察官が合同で勤務する「コリア専担班」、情報機関の国家情報院、現地警察などの捜査チームが長期間追跡した末の成果だと説明した。 73人のうち70人はSNSで相手の恋愛感情を利用する「ロマンス詐欺」や、偽の投資情報を使った詐欺の容疑で、残る3人は脅迫や強盗、賭博などの容疑が持たれている。犯罪拠点に監禁された被害者を人質にし、韓国内にいる家族を脅迫して金品を奪った被疑者なども含まれているという。 また整形手術で顔を変えるなどして逃亡を続けていた被疑者もいる。 姜氏は「韓国国民に多大な被害を与えた重大犯罪者を海外に放置すれば、犯罪者の逃亡を事実上黙認するという誤った信号を与えかねず、再犯の恐れもあると判断し、政府は送還手続きを迅速に進めてきた」と説明した。 また「被疑者の隠匿財産を最後まで追跡し、犯罪収益の回収も本格的に進める方針だ」とし、「今後も政府は韓国国民を標的とした海外拠点の詐欺犯罪を完全に掃討するまで、政府横断タスクフォースを中心に厳正に対応していく」と強調した。

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