Maria Alejandra Cardona Daniel Trotta Kanishka Singh [28日 ロイター] – 米ミネソタ州ミネアポリスで27日、イルハン・オマル下院議員(民主党)が演説中に、男に異臭のする液体をかけられる事件があった。 オマル氏を巡っては、トランプ大統領が公の場やソーシャルメディアの投稿で繰り返し同氏を攻撃しており、同氏のソマリア国籍も批判の標的にしている。トランプ氏は以前、オマル氏を「ゴミ」と呼んだほか、事件のあった27日もアイオワ州の演説で、オマル氏は米国を愛していないと非難していた。 オマル氏は事件当時、同州で大規模な移民取り締まりを続ける移民・税関捜査局(ICE)に対する批判を述べていた。 映像には、演台に立つオマル氏に向かって男が突進し、液体を噴霧する様子が映っていた。男は会場にいた人々によって取り押さえられ、暴行容疑で警察に逮捕された。 襲撃を受けたときオマル氏は、ICEを所管するノーム国土安全保障長官の辞任を求める発言をしていた。男はオマル氏に突進して液体を噴霧した後、「お前が辞任しろ」と叫んだという。 男は直ちに第三級暴行の容疑で拘束された。オマル氏にけがはなく、事件後も演説を続けた。 トランプ氏は27日夜、映像は見ていないとした上で「彼女は詐欺師だと思う。自分でスプレーをかけたのかもしれない」とABCニュースに語った。