特集です。 中国で撮影されたもので「エトミデート」、いわゆる「ゾンビたばこ」と呼ばれる薬物を乱用した人たちの様子です。 ふらふらと彷徨っている姿はまさにゾンビのような動きですね。 「ゾンビたばこ」を巡ってはショッキングなニュースが… 1月、宮崎市出身で広島東洋カープの羽月隆太郎選手がこの「ゾンビたばこ」を摂取、使用した疑いで逮捕され、その後起訴されました。 宮崎県内ではこれまで逮捕者は出ていませんが、トップアスリートにまで広がったこのゾンビたばこ「エトミデート」とはどういう薬物なのでしょうか。 厚生労働省によりますと「エトミデート」は、海外では全身麻酔薬や鎮静剤などとして病院で使用されています。 日本では未承認の医薬品で、沖縄県で乱用による交通事故などが確認されていたため、去年5月に「指定薬物」となりました。 (県警本部 組織犯罪対策課 徳永正彦理事官) 「(指定薬物とは)中枢神経の興奮や抑制、または幻覚の作用を有する蓋然性が高くかつ、人の身体に使用された場合に保健衛生上の危害が発生する恐れがあるものとして厚生労働省が指定しているものです」 厚生労働省によりますとエトミデートを乱用すると数分で意識が飛び、その後、けいれんやめまい、手足のしびれなども引き起こすということです。 (県警本部 組織犯罪対策課 徳永正彦理事官) 「(エトミデートは)死亡例を含む健康被害とか異常行動を引き起こす場合はあって、覚醒剤や大麻と同様に大変危険なものということは承知しています」 県警によりますと、これまで県内での検挙はないものの、全国では、去年5月から12月までにエトミデートの乱用などで27人が検挙されています。 全国で広がりを見せているこの「ゾンビたばこ」について街の人は… (30代) 「詳しくは知らないんですけどインスタとかで(動画を)見たことがあります」 (10代) 「(エトミデートは)授業で習いました。中毒性があるみたいな聞いたから怖いなって恐ろしい」 (20代) 「こないだまで(語学留学で)カナダにいたときは街中にはいっぱいやってる人がいてほんとにこんななってたり危ないとは思うんですけどどのくらい害があるかとか知らないので」 この「ゾンビたばこ」は沖縄を中心に広がっていて、警察は県内への流入も懸念しています。 (県警本部 組織犯罪対策課 徳永正彦理事官) 「検挙が他県等であっていることは事実なのでそういった可能性(県内での検挙)は考えられますよね。その使用はそれなりの知識がある人使わなきゃいけないものですし、また規制もあるので絶対に興味本位で手を出さないようにしていただきたいと思います」 県内では、去年多くの若者が大麻や覚醒剤などで逮捕されています。 県警では、エトミデートを含めた違法薬物の情報を聞いたり見たりした場合は、些細なことでも警察に相談・情報提供してほしいと呼びかけています。