贈賄側 関連会社を施工業者に紹介し利益か 県発注工事の贈収賄事件 山梨

山梨県の発注工事を巡る贈収賄事件で、贈賄側の業者は県外メーカーの特殊資材が扱える自社の関連会社を施工業者に紹介して、利益を得ていたとみられることが分かりました。 贈賄側の業者は、収賄容疑で逮捕された県職員の男との関係を巧みに利用して、自らが販売する特殊資材が扱える自社の関連会社を施工業者に紹介して利益を得ていたとみられることが分かりました。 事件は県中北建設事務所の副主査、山田晋容疑者(42)が県発注の砂防工事で、建設コンサルタント会社の役員、岩崎憲太郎容疑者(40)に便宜を図る見返りに、飲食の接待を受けていたとされるものです。 関係者によりますと、岩崎容疑者は4年前に今の会社に移るまで、土砂崩落防止用の特殊な資材を扱うメーカーの営業を担当していて、現在の会社でも以前の会社とのパイプを活かし、このメーカーの特殊資材を販売していました。 この資材は専門のノウハウを持つ業者しか扱えず、岩崎容疑者は自身の会社の関連会社が下請けに入れるよう、工事を受注した施工業者に働きかけていたとみられます。 これまでの警察の調べで、工事の発注元である県職員の山田容疑者は、設計業者に岩崎容疑者を紹介していたいたことが分かっていて、岩崎容疑者は山田容疑者との関係を巧みに利用して、自身が設計段階から工事に携わっていると施工業者にアピールしていたものとみられます。 岩崎容疑者が扱った特殊資材が納入された工事現場は、岩崎容疑者が現在の会社に移った2022年度以降、県内に11カ所あり、このうち10カ所は山田容疑者が勤務していた時期に、県富士・東部建設事務所が発注していた工事でした。 警察が事件の全容解明を進めています。

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