沖縄県南城市の古謝景春前市長によるセクハラ疑惑を巡り、被害を訴えた女性の実名をSNS上で公表し名誉を傷付けたなどとして、県警は19日、無職の男(77)=糸満市=を名誉棄損(きそん)と強要未遂の疑いで逮捕した。捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。 関係者によると、男は古謝氏の支持者。女性に対し「でっち上げ」などと誹謗(ひぼう)中傷する投稿を繰り返していた。 県警によると、男は昨年11月9〜14日、女性に被害の訴えを撤回させる目的で自身に連絡するよう要求し、応じなければ女性と親族の実名を公表するとSNS上で迫った。さらに、同年11月15日〜12月16日、女性の実名を挙げた上でセクハラ被害は虚偽だなどと主張し、名誉を棄損する投稿をした疑いがある。 容疑の投稿は強要未遂が5件、名誉棄損が15件。県警は悪質性や、セクハラ被害申告の撤回を女性に迫った証拠隠滅の恐れなどから、逮捕したという。