〈「トランプと13〜15歳少女の記録が消された」→イラン攻撃は「世間の目をそらすため」と… エプスタイン事件に揺れる米国の“リアルな反応”《日本政府への言及も》〉 から続く エプスタイン・ファイルが公開される前から、各メディアはジェフリー・エプスタインの謎に包まれた生涯を解き明かそうとしてきた。労働者階級の家庭に生まれた青年が、大学を中退しながら有名私立校の教師になったこと、そこから投資銀行に転職したこと、その職を辞して“フリーランサー”となった後、どのようにして億万長者となったのか? そうした記事を丹念に読み込むと、エプスタインは10代の少女たちを虐待しながら、折々に成人女性とも付き合っていたことが浮かび上がってくる。(寄稿:堂本かおる/全2回の2回目/ はじめ から読む) ◇◇◇ エプスタインの恋人であっただけでなく、エプスタインのために少女たちをリクルート、グルーミングし、現在は懲役20年の刑を受けて収監中のギレーヌ・マクスウェルを除くと、エプスタインが最も長く付き合った相手はエヴァ・アンダーソン(現エヴァ・デュビン医師)だと思われる。 モデルで元ミス・スウェーデンのエヴァ・アンダーソン(1961年生まれ)は渡米後、1980年代初めから1990年代初めまでの約10年間をエプスタインと共に過ごしている。エプスタインは1953年生まれであり、交際期間、エヴァは20〜30歳、エプスタインは27〜37歳ほどであったはずだ。当時、エプスタインと親しかった者たちは、エプスタインはエヴァに夢中であり、エヴァを「生涯の恋人」(Love of my life)と呼んでいたと証言している。 しかし、エヴァとの交際中にもエプスタインは他の成人女性とも関係を持っていた。そのうちの一人が、スペイン人の女優、アナ・オブレゴンだ。オブレゴンは1955年生まれ、当時は20代後半だった。 エプスタインはエヴァと約10年間付き合った後、1990年頃に別れ、その後にマクスウェル(1961年生まれ)と知り合っている。当時、エプスタインは37歳、マクスウェルは29歳前後だった計算になる。