カンボジアを拠点とする特殊詐欺事件をめぐり、日本人1人を、かけ子として現地へ移送させる目的で中部国際空港まで連行したとして逮捕された愛知県の男性2人について名古屋地検は不起訴処分としました。 いずれも刈谷市の58歳と41歳の男性は去年2月、35歳の無職の男性を、カンボジアへ移送する目的で車に乗せ、「仕事して返すか、警察に行くか」「はいと言うまで殴るぞ」などと脅迫し、中部国際空港まで連行したとして先月、逮捕されました。 名古屋地検は、6日付けでこの2人を不起訴処分としました。 詳しい理由は明らかにしていません。 警察によりますと35歳の男性は、カンボジアの拠点で、特殊詐欺に関与したとして逮捕された日本人29人のうちの1人で、現地でかけ子をしていたと認めているということです。 警察は逮捕当時、2人の認否についていずれも明らかにしていませんでした。