生後約9カ月の息子を殺害したとして、兵庫県警明石署は8日、殺人の疑いで神戸市西区枝吉の事務員、荒木絵梨子容疑者(42)=を逮捕した。同署によると、荒木容疑者は容疑を認め、「息子と一緒に死のうと思い、海に飛び込みました」と供述しているという。 同署によると、荒木容疑者は息子の利斗(りつ)ちゃんとともに、兵庫県明石市の大蔵海岸の岸壁から飛び降りて無理心中を図ったとみられる。 8日午前4時半ごろ、海岸の管理事務所職員から「巡回していたら海に人が浮いていた」と110番があった。消防が岸から数メートルの海で浮いていた2人を救助したが、利斗ちゃんは意識がなく、搬送先の病院で死亡が確認された。荒木容疑者には低体温症の症状があったが、命に別条はないという。 荒木容疑者は署の調べに「父が入院し、祖母の介護や育児に不安を覚え、将来を悲観して死のうと思った」などとも話しており、署が詳しい経緯を調べている。 荒木容疑者の逮捕容疑は、日時場所不詳において何らかの方法で利斗ちゃんを殺害したとしている。