兵庫県明石市の大蔵海岸で生後9カ月の長男を抱えて海に飛び込み殺害したとして42歳の母親が逮捕されました。母親は容疑を認めていて、無理心中を図ったとみられます。 8日午前4時半ごろ、兵庫県明石市の大蔵海岸で「岸から1、2メートルのところに人が浮いている」と公園の事務職員の男性から警察に通報がありました。 うつぶせに浮いていたのは女性と乳児で、2人は病院に救急搬送され、女性は意識があり命に別状ありませんでしたが、乳児は死亡が確認されました。 2人は神戸市西区に住む親子で、警察は42歳の母親を生後9ヵ月の長男を殺害した疑いで逮捕しました。 調べに対し母親は「息子と一緒に死にたいと思い、海に飛び込みました」と容疑を認めています。 また、母親は夫と長男と3人暮らしだったといいますが、「自分の父(70代)が意識を失って倒れ、父と暮らす祖母(90代)の面倒を見ることになって、金銭面や育児などを考えると将来に不安を覚えた」などと供述しているということです。 長男に目立った外傷はなく、肺や胃に水がたまった状態だったということで、警察は長男を司法解剖するなどして詳しく調べる方針です。