奈良県天理市の集合住宅から地域通貨の取得に必要な二次元コードが印刷された封筒を盗んだとして、天理市に住む25歳の会社員と17歳の無職の女が逮捕されました。 窃盗などの疑いで逮捕されたのは、奈良県天理市の会社員・石見拓海容疑者(25)と17歳の無職の女で、警察によりますと、2月2日から7日までの間、天理市内の集合住宅などで、物価高対策として市民に配られた地域通貨「イチカ」の取得に必要な二次元コードの入った封筒合計24通を盗み、合計16万8000円相当のポイントを得た疑いがあります。 「イチカ」ポイントは、アプリをインストールすることで天理市内の飲食店で使用できる地域通貨で、天理市はお米などの食料品の物価高騰の影響から、2月上旬に市民にむけてポイントの送付を行っていて、65歳以上の市民には9000円相当のポイントがクーポンで配られ、65歳未満の市民には7000円相当のポイントが取得できるQRコードが郵送で送付されていました。 警察によりますと、被害者の1人から「ポイントが届いていない」と市役所に相談があり、市役所が確認したところ、1人で20件以上のQRコードを読み込んでいた人物がいることが発覚。現場の集合住宅の周辺に設置された防犯カメラの映像などから、石見容疑者らの容疑が浮上し逮捕に至ったということです。 石見容疑者と17歳の女は交際相手とみられ、2人が一緒に行動して飲食店などでポイントを使用している様子が映像から確認されていますが、2人は窃盗容疑については「郵便物を盗み10万円以上のポイントを取得したことに間違いありません」などと認めている一方、共犯関係については「一緒に盗んでいません。別々に行動しています」と否認しているということです。警察は余罪についても詳しく調べています。