6月26日(金)より全国公開される一ノ瀬ワタル主演映画『四月の余白』から新場面写真14点が解禁された。 監督は、『ミッシング』『空白』など人が思わず目を背けたくなるようなセンシティブな感情を描き続け、衝撃作を次々と発表してきた吉田恵輔。本作は吉田監督自身が多感な時期に出会った非行少年や彼らを取り巻くコミュニティをモデルに、人の痛みも常識も理解できない少年たちと、そんな子供たちに本気でぶつかりながらも彼らに寄り添う大人の生々しいもがきを描いた作品だ。どうしようもない人間を、どうしようもなく愛する吉田監督の真骨頂であり、新境地的作品が誕生する。 主人公は、海の見える地方都市で全寮制更生施設「みらいの里」を運営する、元半グレで元受刑者の過去を背負う西健吾(一ノ瀬ワタル)。実体験を糧に道を踏み外しかけた子供たちに体当たりで向き合う西だが、その体罰も辞さない更生方針は教育関係者から批判されていた。そんなある時、中学教師の冬子(夏帆)から手に負えない生徒の海斗(上阪隼人)と鑑別所帰りの悠(和田庵)について相談を受ける。海斗の母(占部房子)も激しい家庭内暴力に疲れ、息子を「みらいの里」に託すと決意するが、海斗は施設でも寮生とトラブルを起こして脱走。さらには傷害事件で逮捕されてしまった。一方、西は海斗の父(篠原篤)から若い頃、西にリンチされ左脚に障害が残ったと責め立てられる。記憶のない過去と向き合う西は、海斗を更生させることが唯一できる贖罪と信じて新たな取り組みに踏み出すのだった。 到着した場面写真には、他人の痛みを理解できず常軌を逸した暴力を繰り返す少年・澤海斗(上阪隼人)の姿や、更生施設「みらいの里」の寮生たちに寄り添う寮長・西健吾(一ノ瀬ワタル)、そして海斗が通う中学校の担任・草野冬子(夏帆)の真剣な表情が映し出されている。中には海斗が同じ寮生の生島詩(山﨑七海)を背後から不意打ちで高台から蹴り落とす瞬間や、喧嘩相手に容赦なく金属バットを振り下ろそうとするショッキングな一幕も。さらに西が覆面を被った何者かに追われる緊迫したシーンや、海斗が学ラン姿で中学校の同級生・内藤悠(和田庵)たちと河原でたむろする様子、元半グレである西の背中に彫られた入れ墨、内に複雑な想いを秘めて虚空を見つめる冬子を捉えたカットなど、物語の行方が気になる場面写真が並ぶ。なぜ少年は暴力をやめられないのか。彼と向き合い続ける大人たちの想いと願いは、果たして彼に届くのだろうか。 〈作品情報〉 映画『四月の余白』 2026年6月26日(金) 新宿ピカデリーほか全国公開 配給:アークエンタテインメント 監督・脚本:吉田恵輔 音楽:世武裕子 出演:一ノ瀬ワタル/夏帆 上阪隼人 篠原 篤 占部房子/山﨑七海 和田 庵 髙田万作 松木大輔 小沢まゆ パトリック・ハーラン ※吉田恵輔監督の「吉」は「つちよし」が正式表記