「大川原化工機」えん罪事件 元顧問の遺族、裁判官の判断めぐり提訴へ

機械メーカー「大川原化工機」のえん罪事件で、勾留中に見つかった胃がんで亡くなった元顧問の遺族が、保釈を認めなかった裁判官の判断は違法だったなどとして、国に賠償を求めて裁判を起こすことがわかりました。 「大川原化工機」の元顧問・相嶋静夫さんは、軍事転用可能な機械を不正に輸出したとして逮捕・起訴されましたが、勾留中に胃がんが見つかり、東京地裁に繰り返し保釈を求めたものの認められず、逮捕から11か月後、起訴が取り消される前に72歳で亡くなりました。 弁護団によりますと、遺族は、逃亡のおそれがなかった相嶋さんを逮捕・勾留したうえ、生命の危険があったのに保釈請求を却下し続けた、合わせて37人の裁判官の判断は違法だったと主張し、国におよそ1億7000万円の賠償を求めて、来月上旬にも東京地裁に提訴するということです。 弁護団は「裁判官の判断の違法性を問うことで、『人質司法』に終止符を打つ」としています。

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