ドジャース戦前にFBIが声明…ロッキーズ本拠地で「違法行為」 米国で高まる警戒感

米大リーグ・ドジャースは16日(日本時間17日)、敵地でロッキーズと対戦する。その前日、ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールド周辺での「違法行為」について、連邦航空局(FAA)とFBIが警告声明を発表した。米紙が報じている。 米紙「ニューヨーク・ポスト」は「クアーズ・フィールド上空で複数のドローンが目撃され、連邦当局が警告を発した」との見出しで記事を掲載した。事件が起きたのは現地3日から5日に行われたフィリーズとの連戦。スタジアム周辺で6機以上の違法ドローンが目撃されたという。 15日(同16日)、FBIの広報担当ビッキ・ミゴヤ氏は声明で「違法なドローン活動によって誰かの安全が脅かされることはなかった」としながらも、「現場チームが懸念を抱くほど、事態の深刻さを理解していない操縦者による違反が多発していた。そのため、先手を打ったメッセージを出した」と説明した。 記事によると、米国政府はスポーツイベントでのドローン対策を強化しており、今夏のワールドカップ開催都市のセキュリティには5億ドル(約800億円)が投じられているという。ミゴヤ氏は、違法なドローンには法執行機関の介入が必要であるため、注意を逸らされることが問題だと指摘。「違法行為が少なければ、法執行機関は真の脅威に集中できる」と述べ、ファンや選手の安全確保に向けて注意を呼びかけた。 クアーズ・フィールド周辺の空域は、試合開始の1時間前から終了の1時間後まで、スタジアムから3マイル(約4.8キロ)以内の範囲で飛行が制限されている。現時点で逮捕者は出ていないが、FAAは、この制限に違反した操縦者は最大7万5000ドル(約1200万円)の罰金やライセンス剥奪に直面する可能性があるとしている。

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