広島市安佐南区の路上で、液体をかけられてやけどを負った男が特殊詐欺の受け子だったとして詐欺容疑で逮捕された事件で、男が調べに対して「受け取った現金を回収役に渡した後、別の人物に液体をかけられた」との趣旨の説明をしていることがわかった。広島県警が取材に明らかにした。 男は大阪市西成区中開2丁目の職業不詳、関敦夫容疑者(69)。安佐南署によると、関容疑者は16日夕方、広島市安佐南区大町西3丁目の飲食店で、投資会社の担当者になりすまして女性から現金1300万円をだまし取った疑いがある。その約5分後、隣接する大町東3丁目の路上で、劇物のトルエンを含む液体を何者かにかけられた。関容疑者は詐欺容疑について「だまし取ったつもりはない」と否認しているという。 同署は、液体をかけた人物について傷害容疑で行方を追っており、この二つの事件に犯罪グループが関与している可能性があるとみて調べている。(相川智)