京都の男児遺体、靴脱がせて一時保管し捨てたか 殺害容疑で父親送検

京都府南丹市の山中で市立園部小の安達結希(ゆき)さん(当時11)の遺体が見つかった事件で、父親の安達優季(ゆうき)容疑者(37)=殺人容疑で再逮捕=が、遺体を遺棄した後、遺体が身につけていた靴とリュック型の通学かばんを別々の場所に捨てた、と供述していることがわかった。捜査関係者が明らかにした。 府警は8日、優季容疑者を同容疑で送検した。 府警によると、通学かばんは3月29日に市内の峠道付近で、靴は4月12日に自宅近くの国道付近で、それぞれ見つかった。 優季容疑者はいずれも「自分で捨てた」と供述しているという。 捜査関係者によると、優季容疑者は3月23日朝に市内の公衆トイレで結希さんを殺害した後、翌日までに遺体を自宅近くの裏山など3カ所に車で転々と移動させた疑いがあるという。 それから数日の間に、遺体から靴を脱がせたり、かばんを外したりして、自分の車に一時保管。かばんを峠道付近に捨て、靴は国道付近の遺体の近くに戻しに行ったと供述したという。 さらにその後、遺体を市内の雑木林に移動させ、遺棄したという。遺体は4月13日、この場所で見つかった。 府警は遺体や所持品を移動させた理由を調べている。 優季容疑者は殺人容疑を認め、「両手で結希の首を絞めた」と供述しているという。 捜査関係者によると、優季容疑者は昨年、結希さんの母親と結婚し、結希さんと養子縁組していた。 関係者への聞き取りなどから、府警は以前から2人の関係がぎくしゃくしていたとの情報を把握。優季容疑者は4月16日に死体遺棄容疑で逮捕される前の聴取に「本当のお父さんじゃないのに、と言われたことなどに腹が立って殺した」と供述した。 一方で、トラブルや虐待などについて、家族から警察への相談歴はなかったという。 府警は、日ごろの親子関係を含めた複数の要因が蓄積し、殺害の動機になった可能性があるとみて、捜査を進める。(佐藤道隆、長尾匠真、城野怜於奈)

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