磐越道で21人が死傷したバス事故で10日夜、北越高校が2回目となる会見を開き、男子ソフトテニス部の顧問が初めて出席しました。レンタカーと運転手の手配は依頼していないと改めて主張したほか、事故のあと、バスの中から「運転手の手当てとみられる現金入りの封筒」があったことを明らかにしました。 10日、北越高校では男子ソフトテニス部の保護者会が開かれました。高校によりますとバスに乗っていた生徒も参加して行われたといいます。 磐越道で6日に発生したバス事故。北越高校の男子ソフトテニス部の部員など21人が死傷し、このうち稲垣尋斗さん(17)が亡くなりました。 この事故でバスを運転していた胎内市の無職・若山哲夫(68)容疑者が過失運転致死傷の疑いで逮捕されています。 10日夜、高校は事故のあと2回目となる会見を開催。初めて顧問が出席しました。 【北越高校男子ソフトテニス部 寺尾宏治顧問】 「この度は、生徒を安全に引率すべき立場にありながらこのような惨事を防げなかったこと責任を重く感じております。心からお詫び申し上げます」 事故をめぐり五泉市の蒲原鉄道はレンタカーの手配などを求められたと主張していて、運転手への報酬は高校側が直接支払うと認識していたと話しています。 【北越高校男子ソフトテニス部 寺尾宏治顧問】 「私が金子氏に対し費用を安くおさえたいからレンタカーを手配してほしいと 依頼したことはありません、また運転手の紹介を依頼したこともありません」 また、10日夜の会見では高校側が事故を起こしたバスから見覚えのないカバンを見つけその中には現金が入った封筒があったことを明らかにしました。 【北越高校 灰野 正宏 校長】 Q)いくらくらい入っていたのですか? 「3万3千円です」「メモは表書きにございました手当、高速、ガソリンです。蒲原鉄道の担当者から運転手に渡されたと思われる手当の封筒などであります運転手の名字が書いてありましたその方のものなんだろうと」 こうした中 顧問は、涙ながらに後悔の思いを述べました。 【北越高校男子ソフトテニス部 寺尾宏治顧問】 「私がバスに同乗していれば運転手の異変に気づき、運転をとめさせるなどして事故を防ぐことができたのでは ないかと思っています」 高校側は生徒の心のケアに努めていくとしています。