川崎市高津区で3月、路上を歩く女性からバッグ奪おうとする瞬間を防犯カメラが捉えた。 住宅街を歩く女性に背後から近づいた黒いバイクに乗った人物。 ◆盗んだバイクでひったくり繰り返したか 追い抜きざまに女性が右手に持っていたバッグに手を掛け、強引に奪い取ろうとしたのだ。 女性は引きずられながらもバッグを離すまいとし、バイクの人物は犯行を諦め逃走。 約8メートル引きずられた女性は、その後すぐに立ち上がっていた。 この事件で無職の山内政孝容疑者(46)が強盗未遂容疑で逮捕された。 山内容疑者は「私がやったことに間違いありません。とにかくお金に困っていた」と供述している。 川崎市では2月ごろからバイクを使ったひったくりが相次いで発生。 山内容疑者は盗んだバイクを使って8件のひったくりを繰り返したとみられ、警察は余罪についても調べている。 ◆ひったくりに「遭わないために」「遭ってしまったら」 同様のひったくり事件はこれまでも各地で起きている。 埼玉県では2025年7月、3日間で10件以上のひったくり被害があった。 また、2024年9月、山梨・甲斐市では帰宅した住人に男が道を尋ねて話しかけ、住人が丁寧に対応していると、いきなりバッグを奪って逃げる事件も発生している。 突然被害者となる「ひったくり」。 元埼玉県警捜査一課の佐々木成三氏は、ちょっとした心がけで被害に遭う可能性が低くなると指摘する。 佐々木成三氏: バッグは車道側ではない方に持つ。自転車に乗る場合はかごにネットをかける。 周囲の音を聞き取れるようにイヤホンを使いながら歩くのはやめる。 また、被害に遭った場合は大きな事故になりかねないので自分の命・体の安全を優先して欲しい。 (「イット!」5月14日放送より)