北海道旭川市の橋から女子高校生を転落させ、殺害した罪などに問われている内田梨瑚被告。 初公判を来週に控え、弁護側は5月19日、殺人の実行行為を否定する方針を明らかにしました。 世間を震撼させた事件の初公判が、いよいよ来週開かれます。 殺人などの罪に問われているのは、旭川市の内田梨瑚被告23歳です。 起訴状などによりますと、内田被告は2024年4月、旭川市の神居大橋で、留萌市に住む女子高校生を全裸にしたほか、橋の欄干に座らせ「落ちろ」「死ねや」と言うなどして川に落とし殺害したとされています。 今回の裁判は、殺人の実行行為や殺意があったのか、共犯者との共謀の有無などが争点になる見込みです。 弁護側は内田被告の最近の様子についてー (内田被告の弁護人 八重樫和裕弁護士)「毎日自分と向かい合うしかないので、なぜ事件を起こすことになったのか、(被害者に)大変苦しい思いをさせたとか内省を深めている」 さらに殺人の実行行為を否定する方針を明らかにしました。 (内田被告の弁護人 八重樫和裕弁護士)「(被害者から)受け取った4千円と被害者の携帯電話を置いて立ち去っている。つまりそれは殺意がなかった一つの証拠」 内田被告は逮捕当時から、「女子高校生を橋に置いてきただけで、落ちたかどうかは知らない」という趣旨の供述をし、殺人については否認していました。 また、内田被告は懲役23年の判決が確定した受刑者の女の裁判で証人として一度出廷していますが、「話したくありません」と証言を拒否しています。