缶の中身はタイの茶葉ではなく…福岡空港へ密輸容疑、台湾の男を逮捕

茶葉の缶やインスタントコーヒーのスティックに見せかけて、覚醒剤を密輸したとして、福岡県警と門司税関は住居不詳、台湾籍の自称運転手チャン・ツェ・ウェ容疑者(35)を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで逮捕したと26日発表した。「覚醒剤だとは知らなかった」と容疑を否認しているという。 同日、福岡空港税関支署などが関税法違反容疑で告発した。 県警薬物銃器対策課によると、チャン容疑者は10日、タイ・スワンナプーム空港から福岡空港へ、覚醒剤3キロ以上(末端価格1億5900万円以上)をスーツケースに隠して飛行機で入国し、密輸した疑いがある。 覚醒剤は小分けに袋詰めされ、タイティーの茶葉の缶やインスタントコーヒーのスティック状の袋に入れられていた。 税関職員が覚醒剤だと気づいたという。発覚の詳細は明らかにしていない。 門司税関の担当者は「通常、販売されている状態と変わらない」状態だったとし、「非常に隠匿性が高いことが特徴」と話した。 県警は、個人の使用量を超えた量であることなどから、組織性があるとみて捜査している。(原田真広、小勝周)

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