能登半島地震で公費解体した建物の災害ごみを七尾市と志賀町の山中に捨てたとして、七尾署は9日、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで、本籍大分市の男(62)を逮捕したと発表した。逮捕は5月21日付。男は容疑を認め、「廃棄物を分別するのが煩わしかった」と供述している。 逮捕容疑は2025年5月19日、仲間の男と共謀し、七尾市内と志賀町内の2カ所で、建物を公費解体した際に出た土砂やコンクリート破片、畳など計5380㌔を不法投棄した疑い。 署によると、不法投棄されたのは七尾市内の建物を解体した際に出たごみで、男はトラックで運び、同市の山間部の道路脇と、付近にある志賀町の山道上に捨てたという。通行人の連絡を受けた七尾市が七尾署に通報し、公費解体に関わった業者などの聞き込みから浮上した。仲間の男は今月8日、同容疑で金沢地検七尾支部に書類送致された。