今年2月、鳥取県境港市のスーパーに刃物を持った男が押し入り、現金189万円を奪って逃走した強盗事件で、鳥取県警は9日、容疑者を逮捕したと発表しました。 強盗と建造物侵入の容疑で逮捕されたのは境港市の派遣社員の男(47)です。 調べによりますと、男は今年2月19日、営業中のスーパー店内に侵入し、従業員に対し、包丁を示して「金を出せ」と脅迫し、金庫内の現金189万円を奪った疑いが持たれています。 事件が起きたのは2月19日の午後8時40分ごろ。営業中だった境港市のスーパーの事務室に男が押し入りました。 警察が公開した強盗犯の映像です。 店の外から落ち着いた様子で入ってきた細身の男は、店員を脅して現金189万円を奪い、5分もしないうちに急いだ様子で外へ走り去っていきました。 事務室はバックヤードにありますが、犯人は店内を通らず店の裏手にある資材搬入口を使いました。 犯人はバックヤードに入るとおよそ10メートル先にいた従業員を脅し、事務室に侵入しました。 店舗関係者によりますと当時、事務室の扉に鍵はかかっていなかったということです。 また、当時店舗側に3人の従業員、バックヤード側に4人のパート店員の合わせて7人が勤務していて、そのうち3人が事務室内で事務作業を行っていました。 事件を受けスーパーは、資材搬入口使用時間の短縮や夜間に男性従業員を1人増員するなど、防犯対策を強化していました。 事件発生からまもなく4か月。 市内に設置された様々な防犯カメラ映像の捜査から男が浮上し、容疑が固まったとして逮捕しました。 調べに対し「間違いない」と容疑を認めています。 奪った現金はすでに残っておらず、何らかに使ったとみて調べるとしています。 また、事件後の逃走経路や潜伏先はこれからの捜査で明らかにするとしていて、動機などについても引き続き詳しく調べるとしています。