マカオ司法警察局は6月12日、マカオにおける違法薬物の密売に絡み、ベトナム人の女2人(いずれも30代)を逮捕したと発表。いずれもマカオでマッサージ師として就労し、うち1人は離職に伴い前月(5月)24日からオーバーステイ状態だった。 同局によれば、ベトナム人が同郷者やナイトスポットに出入りする人物らを相手に違法薬物を密売しているとの情報をキャッチし、分析及び内偵調査を経てターゲットの身元を突き止め、6月11日午後にマカオ半島中区にある集合住宅の一室でベトナム人の女2人身柄を拘束。その後、室内を捜索したところ、覚醒剤”アイス”、麻薬”ケタミン”、合成麻薬”開心粉”など複数の違法薬物が入り小袋が数百点、重量にして計約1493.6グラム分、末端価格にして約186万パタカ(日本円換算:約3693万円)相当が収納されたスーツケース1個、新品のガラス製吸引器具、2000香港ドル(約4万円)の現金、1万香港ドル(約20万円)分のゲーミング(カジノ)チップを発見したとのこと。 その後の調査で、2人は前月から麻薬の密売を始めたことが明らかとなり、違法薬物に対する尿検査の結果は陰性だったという。いずれも同局の調べに対し、上役や違法薬物の入手ルート等についての説明を拒否しているが、同局では捜査で得られた情報を総合的に判断し、2人を不法麻薬・向精神薬密売及び不適当器具の罪で検察院送致するとともに、引き続き違法薬物の入手経路や他に関与した人物の行方を追っているとした。 昨今、マカオで就労する外国人による違法薬物絡みの事案がしばしば報告されている。