英国の動物園で3歳の男児がワニに襲われ重傷を負う事故が発生したと、BBC放送とスカイニュースが19日(現地時間)、報じた。 ケンブリッジシャー警察によると、ケンブリッジシャー州ハンティンドンにある動物園で、3歳男児がワニの囲いの中で襲われる事故が起きた。 ワニの囲いの中に子どもがいるとの通報を受け、警察と救助隊が現場に出動した。 男児は直ちに病院へ搬送され、現在は重体だが容体は安定しているという。 BBCは当時、男児が少なくとも1匹以上のワニに襲われたとみられると報じた。 ◇「ワニの囲いの中に投げ込まれた」との主張も 警察は事故直後、ノーフォーク出身の30代の男を殺人未遂容疑で逮捕した。 ただ、警察はこの男について対面での事情聴取が可能な状態ではないと判断し、保釈したと明らかにした。 この男は学習障害を抱えており、介助者らとともに動物園を訪れていたことが分かっている。被害男児とは面識がなかったという。 英紙タイムズは、男児がワニの囲いの中に「投げ込まれた」との主張が出ていると伝えた。 警察は現在、目撃者の証言などを基に正確な経緯を調べている。 ◇動物園経営者の妻が自ら救助 事故当時、動物園経営者の妻であるトレーシー・ジョンソンさんは直ちにワニの囲いの中へ飛び込み、男児を救助したという。 動物園側は事故直後に声明を発表し、「被害に遭った男児と家族にお見舞い申し上げる」とした上で、「敬意を表し、追って通知があるまでワニ展示施設を含む熱帯館を閉鎖する」と明らかにした。警察は事件に関する追加捜査を続けている。