マカオで偽の高級腕時計を質入れして現金詐取、カジノで使い果たす…中国人の男2人逮捕

マカオ司法警察局は6月30日、偽の高級腕時計を質入れしたとして中国人(中国本土居民)の男2人(いずれも20代)を逮捕したと発表。 同局によれば、同月28日夜、タイパ島にある質店の代表者から、同月22日に店を訪れた男性客に偽の高級腕時計を質入れされ、10万香港ドル(日本円換算:約207万円)の詐欺被害に遭ったが、再び仲間とみられる男が店に現れ、同種の偽の腕時計を質入れを要求されたとする通報が寄せられたとのこと。 同局の調べで、22日に来店した男は、質入れをしたいとして外観が著名な高級ブランドの腕時計に見える腕時計1個を店員に手渡し、店員が初歩検査で誤って正規品と判断をしたため、10万香港ドルの現金を手にしたという。 その後、28日に店員が当該腕時計に対する反復検査を実施した際、これが1000パタカ(約2万円)程度の価値しかない偽造品であることに気づき、警察へ通報する準備を進めていたところ、同日午後10時頃、22日に偽物を質入れした男が仲間とみられる男を連れて再び来店し、仲間とみられる男が前回と同じモデルの腕時計を質入れしたいと要求。この際、同じ店員が対応にあたり、より留意して時計の検査を行い、同じく偽造品であることがわかったため、警察へ通報するに至った。 同局が鑑定の専門家に依頼し、上述の腕時計2個を鑑定した結果、いずれも品質、加工、パーツが正規品と明らかに異なる偽造品であることが確認されたとのこと。 なお、最初に10万香港ドルの現金を詐取した男は、現金を手にしてすぐにマカオ半島の皇朝エリアにあるカジノ施設へ向かい、全額使い果たしたことも明らかになったという。同局では、上述の男2人(幼なじみの関係)について、巨額詐欺罪で検察院送致する方針とした。 マカオでは偽造品が質店に持ちこまれる詐欺事案がしばしば発生している。

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