「ストーカーは恋愛のもつれ…」桶川事件で一変した空気、元刑事が語る、殺人に至る“6つのステップ”

2026年3月26日夜、東京・池袋の商業ビル内で、女性店員が元交際相手の男に刺されて死亡する事件があった。またしても起きてしまった「ストーカー殺人」である。このニュースに触れたとき、私はある警察OBの話を思い出した。 「扱う警察署によって、対応に温度差がある」。民間企業での仕事を通じて警察署を訪れる中で、OBはそう実感したという。対応に温度差があれば、「A署なら早期に解決したはずの相談が、B署では消極的な対応のまま事件に発展してしまう」ーーといったことも起こり得る。 当然だが、相談者の運命がたまたま足を運んだ警察署の対応によって左右されて良いはずがない。相談者がどこの警察署に行っても、結果は同じでなければならない。それでも現実には、対応の差が命を左右してしまうことがある。その最悪の例の一つが、ストーカー殺人である。【執筆・副島雅彦 / 元警視庁捜査1課理事官、編集・相本啓太 / ハフポスト日本版】

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